こんにちは！

サーチコンソールをチェックしていたところ、HTMLサイトマップ（sitemap.html）がカバレッジエラー「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」となっているのを発見しました。

原因や解決方法は簡単に分かったのですが、はたしてその対処でいいのかという疑問から、すこし深堀してみました。わかったことを備忘録としてここに書き記します。

原因

原因としては、「送信されたXMLサイトマップにHTMLサイトマップが含まれているが、HTMLサイトマップにはnoindexが指定されているよ」というもの。

犯人はワードプレスのサイトマップ生成プラグイン【 Google XML Sitemaps 】でした。

解決方法

解決自体は、とても簡単。

WordPressのインストール済みプラグイン一覧から、

【 Google XML Sitemaps 】> 設定

基本的な設定 >【HTML形式でのサイトマップを含める】のチェック外す

サーチコンソールに移動し、サイトマップを送信しなおす

サーチコンソールのカバレッジ > 詳細 > 【送信された URL に noindex タグが追加されています】をクリック

[修正を検証]をおす

これで完了です。

あとは数日まてばエラーが解消されるかと思います。

XMLサイトマップにHTMLサイトマップを含めなくていいのか問題

カバレッジエラーは解消されたものの、この対処でよいのか、「XMLサイトマップにHTMLサイトマップを含めなくても問題ないのか」というところですが、結論からいうと問題ありません。

XMLサイトマップにHTMLサイトマップを含めるということは、「検索エンジンにHTMLサイトマップの存在を伝える」ことになりますが、

検索エンジンにとってHTMLサイトマップは必要ありません。

下記記事のように、著名なGoogleスタッフであるジョン・ミューラー（John Mueller）氏も「SEOのためならHTMLサイトマップは必要ない」とコメントしています。

HTMLのサイトマップはSEOのためなら今は必要なし

つまり、今回の解決方法で全く問題ないわけですね！

今回の話をまとめると、

・ワードプレスを導入してるサイトで、プラグイン【 Google XML Sitemaps 】によるsitemap.htmlがカバレッジエラーとなっていたら、【HTML形式でのサイトマップを含める】のチェック外す

・SEO的にはXMLサイトマップにHTMLサイトマップを含める必要はない

といった感じです。