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2021-03-19

ジャンボ宝くじで一等が当選するまで買い続けたらいくらになる?黒字?赤字?プログラミングで検証してみました

こんにちは!

先月入社した井上と申します。
業務はシステム構築などを担当しています。

皆さんはジャンボ宝くじを買ったことありますか?
一等は数億円、年末ジャンボであれば、一等は7億円、前後賞含めて10億円の当選金になります。

物凄い金額ですね(笑)

今回は、「もし、ジャンボ宝くじで1等が当選するまで宝くじを買い続けたらいくらかかるのか、黒字か赤字か」をプログラミングで検証してみます。

ジャンボ宝くじについて

 

ジャンボ宝くじは組数は01~100の100組、番号が100000~199999の10万枚です。
つまり、100×10万で、1,000万枚あります。
これを1ユニットといいます。

各ジャンボ宝くじで発行されるユニット数は異なりますが、もし、5ユニット発行したら5枚が1等になります。
わかりやすく言うと、例えば、01組100000が1等であれば各ユニットに1枚ずつあるので5枚ということです。

つまり、1等が当選する確率は1千万分の1です。

これまた物凄い数字ですね(笑)

プログラムの設計を考える

 

今回検証するのは「もし、ジャンボ宝くじで1等が当選するまで宝くじを買い続けたらいくらかかるのか、黒字か赤字か」でした。
ちなみに、ジャンボ宝くじは1枚300円です。

これをプログラミングで検証するために以下の設計を考えます。


組と番号をランダムに生成する
合計支払額に300円を足す
1等の組番号と一致するか比較し、一致したらそこで終了、一致しなければこれまでの流れを繰り返す
終了したら合計支払額を出力する
1等当選金+αと合計支払額を比較して、黒字か赤字か検証する
簡単のため1ユニットで考える


購入方法は組をランダムに決めて、その組でランダムに番号を1等と一致していくか比較していき、全てはずれたら、またランダムに組を決めていく買い方です。

今回は、今月当選発表がされた「’21バレンタインジャンボ宝くじ」の1等当選組番号の「39組132645」を使って検証します。
1等当選金は2億円です。

当選組番号確認ページへ(別タブで開きます)

ちなみに、私も購入しており、無事7等300円でした。

プログラミングで検証してみる

以下のようになります。
※実行ボタンを押してください。


補足説明
range()関数で特定の範囲で配列を生成し、shuffle()関数でその配列の順番をランダムにしています。
break
文は引数を指定すると多重ループから抜けることができます。
今回はforeach文が二重に重なっているので、引数に2を指定しています。


ここで、1等以外の当選金を1千万円と仮定してみます。
1等の当選金2億円と合計して2億1千万円の当選金になります。

合計当選金と合計支払額を比較して黒字か赤字か検証してみましょう。

実行ボタンを何度か押して試してみてください。
赤字ばっかりになりませんか?

「どんまい!」では済まない金額の損失が出ていると思います・・・

一等が当選するまで買い続けて黒字にするには

合計当選金を2億1千万円と仮定したので、(当選金2億1千万円) ÷ (宝くじ1枚300円) = 70万
より、宝くじを70万枚買うまでに1等が当選したら黒字になります。

1等が当選する確率が1千万分の1だったので、赤字になることが多いのが分かると思います。

※ここでは計算は省略しますが、黒字になる確率は約7%です。

まとめ

今回は、プログラミングで「ジャンボ宝くじで一等が当選するまでに支払う額」を検証してみました。

このように現実では出来ない試行をプログラミング(厳密には高速計算機のパソコン)を使えば、シミュレーション出来るわけですね。
結果はほとんどの場合で損するという、淡い期待を裏切る結果になりました。

まぁ、儲かる確率の方が高いわけないですよね(笑)

好評であれば今後、この「プログラミングで検証してみました」シリーズを連載していこうと思うので、SNS等でシェアお願いします!

 

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